さみいわ、雨

会社休んで朝イチで鳥獣戯画展。

満喫。

平日だから平日に時間のあるような人々が来ている。主に高齢夫婦。高齢婦人同士。わりとしゃべりながら見ている。でもどの人もすごく嬉しそうに楽しんでいるので、うるさいと感じない。

そのあとトーハク自体も隅々まで満喫。満喫しすぎて何も口にしないまま16時出る。

整体に寄って保健のやつを渡して、最寄り駅に着くとどんぴしゃの時間。

Kさんとビール。

一緒に来るはずだったEさんは入院することになったという連絡。心配だ。いろんな意味で。

 

 

甲巻がずばぬけて有名だし他をよく知らないが、丁巻の人物たちもすばらしいな。

展示の最初は予習という意味なのか模本なのだが、そのあとにオリジナルが来て、それからまたいろいろな模本が、と展示されていてエヴァシリーズのようだった。

本館の日本の絵のコーナーに展示されていた前田青邨「維盛高野」が素晴らしかった。知らない素晴らしいものがまだまだ大量にある。

 

ひんやり、晴れのち曇り

六時間睡眠でさえ足りないという記事を読んで、ゆうべは日付が変わる前に寝た。

いつもよりポンコツじゃない気がした。

 

 

ぜっっったいに自分の間違いを認めようとしない同僚が一人いる。

「ごめんね」で済むことでも別の理屈をひねり出し、究極は忙しいせいにする。

私は(自分が間違いが多いということもあり)すぐに認めるたちなので、なんでそこまで抵抗するのかわからない。つまり人間が違う。私からしたら不自然な反応が来るわけで、更にどんくさいので「???」となっていつもそのまま流してしまっていた。それでそのあといつもモヤモヤする。

前はよほど甘やかされて生きてきたのだろうと思っていたが、逆にちょっとでも弱みを見せたらギリギリ詰められるような環境にいたのかもしれない。

どっちにしても釈然としないので、今回は流さずに「アンタが見落としたんだよね」ということを強めに詰めてみた。わりとすんなり引き下がったが、結局業者に問題があるというところに着地させたらしく、「注意した」と連絡してきた。

 

 

昼、実家。

姉がごはんを作っている間に庭仕事をする。茂みに入り込んでやっていたので蟻がけっこうくっついたらしく、会社に来てから4匹発見した。すまないが死ぬなら外で死ぬ方がいいだろうと窓から風に乗せた。

 

 

夜、文章仕事。

「三行で撃つ」が、まだ三分の一も読んでいないがすごく効いた感。

でも書き終わらない。関連の論文を見つけて読んでしまったりする。二つあったが同じようなことを書いてあった。

ひんやり、晴れ

誕生日。

姉からはバルミューダのランタンというものをもらう。

甥っ子からは菓子パン。

いろいろあって、昼に弟一家が来て全員でケーキを囲む。

甥っ子のヨギボー購入につきあう。

車のトランクに乗らず、後部座席で甥っ子と二人ヨギボーにつぶされながら弟の新居へ。至近に大きな公園があり、いいところだ。

 

 

いろいろあって、夕方キレる。

つまりじぶんの権利をもっと声を出して主張していかないと消費および搾取され続けるのみだ、という気付き。

人とまったく関わらずに生きていくなら主張しないで済むが、物理的にそれは無理なので主張する方に転換していかなければ。そしてそのためには自分が他人に何を求めるのかはっきりさせねば。

 

ひんやり、晴れ

起きてゴミ出して、エヴァ

ガラガラだったが、IMAXじゃなかったからだろうな。

マナーの悪い客存在せず。

みんな場内が明るくなるまで席を立たず。

途中何回か泣いてしまった。自分が生み出したかわいそうな子供たちみんなをきちんと救おうとしてるな、救ったな、と思った。

それはそれとして、女体の描き方はやはりちょっと。

 

 

午後、実家。

近所の家の補修をしている現場の職人という若い男が、うちの屋根の板が外れそうになっていると言って来いと親方が、とやってきた。

礼を言ったが帰らず、仕事が終わったら応急処置をしましょうかと言うので、これを信じたものか?しきりに「旦那さんは」と言ってくるのは、探りを入れているのでは?と気になりながらも頼んでしまった。

1時間ほどしてから親方と一緒にでかい梯子を持ってやってきた。普通に直してくれたようだ。

きちんとメンテナンスをした方がいいとアドバイスしてきて、それで受注したかったのかもしれないが、お礼のペット飲料を2本渡したあと、わりとすんなり帰って行った。

なんだかんだ油断しきって生きてきたが、これからはそうもいかないのだ。