まあまあ寒い、やたら晴れ

屋根と雨樋の落ち葉を落とす。

春に雨漏りしたあたりの雨樋は堆積した葉っぱが土になっていたのみならず、なぜかこの高さでミミズが繁殖していた。まーいい土ができているじゃろか。

屋根の上でふと振り返ると、壁の曲がり角でナデローがじっと監視していた。

桜の枯れた枝も伐る。俄然焚き火がしたくなる。

 

 

小松由佳「人間の土地へ」読み終わる。同じイスラム圏でも、アフガニスタンとはまた事情が違う困難さ。

臨場感がすごい。なかば当事者だから。ジャーナリストではないからこそ伝わるものがあった。

ついおととい呑気に見ていた「シルクロード」のあのラクダ飼いの家族たちや、ヘリから撮ったパルミラ神殿などを思う。神殿をISが破壊したニュースは見ていたのに、まったく忘れていた。

 

姉が横で何故か「男はつらいよ」第一作を観ているので、そっちにちょいちょい気を取られながら。みんな寅さんを許しすぎでは…。

ちょい寒い、薄曇り

姉が勧めていた今井次郎のドキュメンタリーを観に行く。

始まるまで時間があるので一階のカフェでビール飲みながら読書。しかし目の前の屋内ではお笑い?のイベントで大騒ぎであり、背後のテーブルでは映画関係者らしき三人の男性の尽きない話も大声であり、イヤフォンを忘れたことが悔やまれた。

映画はとても良かったのだが開演直前にトイレに行ったにも関わらず生理終わりで代謝が良くなったせいか単純にビールのせいか、後半は尿意との戦いになってしまった。特に後半は病気になって亡くなるまでを時系列順に追っていく構成なので、早く終わってくれと願うことは早く亡くなってくれと願っているみたいで、罪悪感がすごかった。

上映最終日でトークあり。編集の結果入れられなかった音声などを流してくれた。

病院食で作り続けていた造形は、例えばキャラ弁とかデコレーショントーストとかとの対極にあり、つまり悪い言い方をすれば「汚い」のだけれど、その汚さが生きることへの戦いのようで、そこまでわりとにこにこふわふわおっとりした朗らかな人間像を見てきたが、内面の激しさというものをやはり持っていてここに現れた、と思った。

 

帰り、電車に街に、酔っ払いが明らかに増えた。

それなりに寒いね、曇り

昼、きちんと怒る。

 

夜、中村哲医師に澤地久枝がインタビューした「人は愛するに足り、真心は信ずるに足る」読了。

寝しなに「堀田善衛 上海日記」巻末の開高健との対談を読む。めちゃくちゃで面白い。20代の若者だったんだよな。

上海時代、武田泰淳堀田善衛のことを詩人と考えていたとあって、この人の文章がなんだか気持ちいいのはそういうこともあるのかもしれないと思った。

寒いわね?、曇り

職場にたろうがいる。そういえばいつもいるな、と思ってまた見るとセクだった。

たろうとセクがいる。

満ち足りて目覚める。

 

会社が何だか近頃忙しい気がする。早く帰っているせいもあるかもしれないがそれにしても。

だんだんオンラインのやりとりなどが増えてきてるのにみんなわかるつもりないから私の方によさってきてるのだな。

スキルや知識は上がるからいいっちゃいいのだが…。

ちょうどいい、晴れ

真子さんのコラムを読んで岸政彦「東京の生活史」をそういえば!とウェブで取り置きした直後、受け取り書店のある駅に用事を頼まれたのでついでに速攻受け取ってきた。

のと、帰ってきてさらについでに駅前スーパーのATMでお金をおろしておこうと行ったら、中身の入れ替え?作業の真っ最中で待ちようもなく諦めて帰社。

タイミングが合うときと、合わないときと。

 

夕方は帰ってすぐ母を歯医者へ。生理二日目だから事故りでもしたらやばいと思って徒歩。ちょうどいい時間に着けた。母、よく歩ける。

 

 

姉は映画を観に行って、母と二人で夕食。

BS日本テレビの、ゴッホの番組を観る。恋人がいたとか全然知らなかった。母に知らなかったかと話を振ると、「こういうことは本来は作品とぜんぜん関係ないと思うんだけどね、私は」とビシッと返してきた。

 

 

姉、10時過ぎに帰ってきて、しかし夕食は家で食うスタイル。

やや下がった、めちゃくちゃ晴れ

朝、文房具屋のおじさんがあいさつの書かれたガーランドを飾っていた。もう開店しているというので中に入ってあれこれ買う。

植木も欲しいのがあれば持って行っていいとのこと。

 

生理来。昼に会社から実家に向かう道の途中でいきなりザバリと出てきた。今朝ちょうど「なんかもう来ないんだろうな」と思った矢先。

逃げ場なし。抑えようもなし。ざぶざぶと下着から溢れてくるのを感じながら歩いた。コートを着ていたのがまだ救いか。

戻ってからズボンを洗濯したりしているうちにいろいろ嫌になって荒れていたら姉がさすがに気を遣っていた。

 

ちょうどいい、めちゃくちゃ晴れ

7時半ごろ3人同時ぐらいに起床。

ホットサンドイッチなどする。

昨日山行がなかった私は峠を越えて丹沢側に抜けるつもりだったが、朝にはその気迫はなくて、車で途中の駅まで送ってもらった。

温泉までの道のりはせめてと思って30分歩く。温泉は町中にしては様々な湯があって広くて充実。よもぎサウナまで入って2時間ぐらいいた。整いまくり。

ここまでくると私のほかに山の恰好をしている人はなし。

一旦家に戻り、荷物を置いて着替えてカップラーメン食べて新宿へ。

献血して紅茶買う。献血ルーム、若者で盛況。

帰ると、米はセットしてあったがスイッチが入っていない。わざとなのかなんなのか。

豚汁作る。夕食9時近くなる。