ほどよい、晴れ

会社休む。

昼から「RRR」観る。

みっちみちに外連味だった。最後の森のあたりからすごすぎてわらけてきた。

ほぼ満席。右隣は若い男子二人連れだったが私のすぐ隣のやつはあとから来た。来てから前の席にリュックをかけようと膝の上に置いていた。で来たあと戻すつもりだったのに、姿を現したのと本編のクレジットが始まるのとちょうど一緒ぐらいで、焦ったのもあってリュックをかける際にポップコーンをまんまとひっくり返した。どうせ私はひっくり返すから気をつけないとと思っていたのに。まんまというか案の定やった。ほんとうに自分のポンコツぶりとそういうときの運の悪さにショックが大きい。どちらかというと運の悪さに。

左隣は女性が一人で来ていて、ずっと両手を前で祈るように合わせて見ていた。いろいろなところで感極まっていた。多分リピーター。

 

お茶する。ここもだいぶ人が多い。平日のこういう時間に。

シュウウエムラでメイク用品買う。

あったかい、にわかに雨

母、朝出奔。姉が探しに出る。ほどなくして捕捉。新しい靴は調子がいいらしい。

サビ子はすっかり箱入り娘。横を通るだけだと動かないが、何か音がするとすぐ飛び出てすぐ戻る。何度でもそうする。

木蓮の花びらどんどん落ちる。散るというか積もる。咲いてすぐ花弁一枚ごとに散るのに、桜と比べて儚さがまるでない。一枚一枚に重量感がある。朝は雪かというぐらい厚く積もっていた。車が通ったらしくわだちが出来ている。姉と母を待つ間に掃く。

 

夜、テレビも録画もいまいちなので「水曜どうでしょう」のオーストラリア回。

今も面白いし母もがっつりつかまれて笑って見ていたのだが、迷惑系ユーチューバーに共通した意識を少し感じ取ってしまいもする。ユーコンでのガイドさんに対する態度を見ても思ったが、なんかちょいちょい現地の人に失礼なんだよな。リアルタイムでは気にならなかった。そういう時代だったのだろう。

あったかいよあったかい、曇り

銀梅花の下に母が掃き集めた落ち葉などをどんどん捨てたのが溜まって1メートルぐらいの高さになっていたのをなんとかしようと掘ったら冬眠中のガマガエルが出てきた。思い切りスコップを突き立てたタイミングだったので、流血沙汰になるところだった。ならなかったので「うっせーな」という態度。

こいつは我が家にふさわしいねぼすけとして、他のカエルは生殖に忙しい。数日前から繁殖期の声はしていたが、卵を今日初めて確認した。またしても水のないところに産んでいた。拾ってたらいへ。

三つ並んだ水草の鉢の左にだけ、忽然とボウフラが。水面を覆い尽くしていた。網で掬って振り落とすと、網に縞々が残った。

 

母の靴を買いに。

おとといトイレが間に合わなかったので、外出がかなりスリリングになった。念のためにパンツを持って行く。使わず済んでよかった。

靴も無事購入。

 

MちゃんとDMでやりとり。出身地の京都郊外には街中にガマの出没はなくて、東京に来てそこらじゅうにいるので驚いたとのこと。

ガマがよく通る道を特定してあると言うのがさすがだった。

あたたかい、超晴れ

大野山に行こうと思ったのである。家を出たのが9時。現地に11時に着くけど低い山だから昼には山頂だ。余裕。今度は丹沢湖の方に抜けてバスで戻ろう。

計画は完璧だったが、小田急線が途中で二手に分かれていることを見落として、かなり乗り過ごして30分ロス。

更に御殿場線への乗り換えで、目の前に御殿場線の改札があったはずなのにあいまいな記憶のままに左手に歩いて行ってしまい、かつ前を行くグループも御殿場線に乗るのだろうと勝手に見当をつけてしまって付いていき、家並み越しにはホームに停まっている電車が見えるがいつまでたっても改札にたどり着かない。そのうちその電車の走っていく姿が目に入った。

ようやく気付いて線路を渡って裏側の改札にたどり着いたが後の祭り。今が11時10分で次は40分後。いくらなんでも遅すぎる。駅前にハーブガーデンの桜まつりに行くシャトルバスが発着していたので、乗った。

ハーブガーデンの中を歩いたら、山道っぽい分岐が出て来たのでそっちに行く。上の方から「そっちに入らないでくださーい!」という声が聞こえたが、明らかに案内板が立っているのだから私に対してではないだろうと無視して行く。

そっから史跡公園まで、点線ルートなども歩く。

小さい植物園などもあり、天気もよくて菜の花が満開で空気が甘い。さっきまで自分のダメさに絶望していたが霧消。

反省ばっかしてたって楽しくない。

 

トイレのあるところから少し登ったところの小さい草地の奥に桜と機械室みたいな建物があった。登って行くと道が脇を通る。地震の観測施設だった。

そうか、だから今日はこっちなのか、という気持ちになる。14時40分。

スマホのアラームは朝、2分前にセットしておいた。施設を見下ろす道の途中で鳴った。周りに誰もいない。立ち止まって46分を待って黙とうする。下の町からサイレンの音が響いた。

 

一度集落に出て車道を歩いていると通りかかった自動車が横で停まって、えみるちゃんに雰囲気の似た女性が下まで送ろうかと言ってくれた。ありがたかったが体力づくりのためには歩きたかったので辞退した。そのあとの道の長かったこと。そりゃ声かけるわ。

 

山北でお風呂入って帰る。