メモ

今日も神社にお辞儀をする人あり。



へレーン・ハンフ「チャリング・クロス街84番地」読了。
アメリカの女性作家とイギリスの古書店店員の往復書簡。しばしば店員の妻君や同僚の手紙もありつつ。
大小大小大大小大。感情のなんかが。
へレーンの孤独。
一方的な贈り物とか。
1951年のロンドンは食料が配給制自由経済じゃなくてみんな困っていた、とか、アメリカは日本とドイツに大金をつぎ込んでイギリスはほったらかしだったとか、生活のディテールが、日記文学とはまた違った形で見えてくる。
「大金持ちでも権力者でもありませんでしたけれど、幸福で満足していました。」