縫う。
一週間ぶりぐらい。


ノーラ・エフロン「首のたるみが気になるの」読了。
軽快。ザ・ニューヨークな軽快さ。
恋人たちの予感」の脚本家の人。
あの映画をちゃんと観たことはないが、
それはともかくとして、
ハリウッドの映画はそれを作っている人たちがいて、
その人たちには子供時代があって、
無名の時代があって、
小さいことでじたばたしたり、
ちょっとしたおいしいものを食べたり作ったり、
恋をしたり破れたり、
首のたるみを気にしたり、
という、一人の人としての物語を持っているということに
全然気が付いていなかったなということに
気が付いた。
解説でがっかり。
「冬のフロスト」もそうだったが、
それは、本編が面白すぎて
その余韻の中でかすんでしまうから。