段ボールコンポスト。
昨日のとうもろこしの皮と軸を投入。
また分解しづらいものを入れてしまった。
1週間ぐらい前の人参のへたが、
お変わりなく出てきた。
なんとか納品。
犬をチャージしに実家に行く。
たろう、抗生物質をペッと吐き出すこと3度。
一度は走って逃げて、
台所のクッションフロアで横滑りに滑って転んだ。
まあ、元気だからいい。
篠田節子「長女たち」。
中編3本収録。
うち真ん中の「ミッション」は
チベット周辺の山岳国のど田舎に赴き、
近代医療で僻地を救う!という思いを固く持つ、
日本人医師の主人公。
それと真っ向から食い違う現地の死生観。
主人公の心情が丁寧に描写されるが、
篠田さんというか地の文の方は
明らかに現地の肩を持っているので、
「違うだろー、そうじゃないだろー!」と
心の中で主人公に野次を飛ばす感じだ。
というか、3本ともそんな感じだ。
篠田節子は理知的な作家だと思う。
だから理性の会話にすごみを感じる。
一方、感情のやりとりが部分は、
あまり何も感じない。
いやそれは読者の感受性次第か。