寒い、雨いきなり晴れ


そういえば展示のお知らせ。

お知らせ用ブログにて。



地点×空間現代「ミステリヤ・ブッフ」を観た。
マヤコフスキーの詩をそのまま語る舞台。
ブッフは本かと思ったら、笑劇という意味だそうだ。
情感の感じられるセリフ回し、
そしてインバル・ピント・カンパニーを思い出す
少し外連味のある動き、の舞台を久々に見たせいか、そこに乗れなかった。
もっと機械のように言葉を放り出してほしかった。
しかしそれではソビエトの、人が機械のように扱われた時代の記憶になってしまうのか。
革命を高らかに謳った詩だ。
革命が必要とされた時代だ。
しかし今はもはや革命、なんぞそれ、という時代だ。
そのような幕切れだった。
女優の二人がそれぞれMさんとTさんに似ていて、変な感じだった。
円形の舞台を取り囲む客席の最前列で観た。
最前列は舞台と高低差がないので、
目の前に役者が転がったり、
猛スピードで舞台をぐるぐる走る役者の巻き起こす風にあおられたりして、
生々しかった。