月曜休んで出社したらT君が松葉づえをついていて思わず「うおっ」と言ってしまった。
ダズルに行く。
帰りに青山ブックセンターに寄る。
ずっと気になっていた植本一子「かなわない」が
一冊だけ面出しで置いてあったので買う。
読んだら「私の気持ちかこれは」となった。
自分の感情に正直に、なんかこう決壊したダムのように
全力で生きているところは私とまったく違うけれども。
実家に行く。癒される。
制作のことを話していて絵の仲間に
「意外と繊細な部分があるんだねー」と驚かれる。
(繊細でもなんでもない話だったが、彼女の中にかたちづくられた
私の豪快キャラとギャップがありすぎたのだろう)
意外と繊細とか、実はすごく繊細とか、実はすごく女らしいとか、
いろいろ言われるがどれも相手の中にしかない私像だ。
言われることによって繊細さとか女らしさとかの方に
追い込まれるような、いや逆に自分を寄せてしまうような
作用があって、その都度ずいぶんと疲弊する。
振り回されないようにしたい。
自分の内面ばかりに向かってしまう。