じつにあたたかい、晴れ

スターウォーズ フォースの覚醒」である。
テレビでやっている旧シリーズを切れ切れにしか見たことがなく
(主人公たちに華がないので観る気が起きなかった)、
実質初スターウォーズ
たいへん面白かった。
雑な脚本への違和感も、終盤の勢いでどうでもよくなった。
面白すぎて体力が尽きた。
後半は口を開けて観た。
ヒロインがきれいで細身でシュッとしてていい。
歯を食いしばってる口元が魅力的。
彼女の登場シーンはどうしたってナウシカの冒頭にしか見えない。
と思うと気になって宮崎アニメの影響を探してしまった。
他にも二カ所あった。



台湾料理屋で食べる。
間歇的に襲い来る金銭的に苦労していないことへの罪悪感を、
お祓いのようにさーっと吹き飛ばしてくれた。
つまり目から鱗が落ちた。


このいつまでもペーペーというか挑戦前、みたいな感じを脱したい。
それには本気で挑戦し始める必要がある。







以下スターウォーズのネタバレ





























ハン・ソロレイア姫の息子がダース・ベイダーの後継者
・・ということでいいのか?
こいつがものすごく無能。
活劇的展開のための脚本なのだろう。
その結果、もうかわいそうなほど無能。
ダース・ベイダーのように強くなれないと悩んでいるらしいが、
それ以前に悩むことがあるだろうアンタ。


これ以前の作品はジョージ・ルーカスの父との確執が
濃厚に現れたオイディプス的な悲劇とも言えて、
とにかくやたら暗いという話を聞かされていた。
でディズニーに全権移譲後の今回。
ダークサイドに心を奪われた息子シンがいる敵基地へ
父であるハン・ソロが赴くことになる。
父が息子を救う作品となったのか!おお!と
見ていたらあっけなく父殺し来た。
あああー。
ルーカスはどんな気持ちで観ただろう。