寒い、晴れ

朝、燃えるごみを烏が道に散乱させていた。
道路の中央にえのきの根っこが10個ぐらい散らばっていた。
ハシブトとハシボソと両方いた。
ゴミ捨て場を荒らす烏に人間語で説得を試みたところ
ちゃんと通じて以後は荒らさなくなった、
という話をネットで読んだのを思い出して、
「こんなところでゴミをまき散らして憎まれるよりも、
私の実家にもらいに行けばいい。歓迎してくれるだろう」
とよほど話しかけたかったが人目が気になってできなかった。
(人はいなかったのに)
自分らしく生きるための道はまだまだ遠い。