二日間の休日を経たシクラメンがシオシオにくたびれていた。
ネットで応急処置を探す。
早寝。
実家にあった太陽別冊「人はなぜ山に登るのか」をペラペラ。
登山黎明期(明治よりもっと前)の登山家はおしなべて僧侶。
普段着みたいなウェアを着て垂直の巨大な岸壁に貼り付いている昔のクライマーの写真を見ると俄然登ってみたくなるが、今から始めてこういうものすごい岸壁にチャレンジするのはもう無理、あるいはとてつもなく困難なんだろうな。してみると、若いころにいろいろなことに好奇心を持って無茶でもなんでもがむしゃらにやってみる、というのは絶対的に正しいなと思う。
人はなぜ山に登るのか―日本山岳人物誌 (別冊太陽―日本のこころ)
- 出版社/メーカー: 平凡社
- 発売日: 1998/10/01
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寝る前は「犬が星見た」。何度読んでも、どこから読んでも。
- 作者: 武田百合子
- 出版社/メーカー: 中央公論社
- 発売日: 1979/02
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最初に買った文庫版は誰かに貸したままのようで見当たらない。
同じ内容の本を好きに何度でも買ってよいのかと気づいたのは、井伏鱒二の「厄除け詩集」からで、これは版によって内容がちょっとずつ違うからだけれども、「犬が星見た」はいつでもどこでも何度でも読めるように何冊でもあるといいという気持ち。