Kちゃん楽になったとLINE来る。
晴れ晴れとした気持ち。
しかしどんよりが約束された映画「愚行録」を観に行く。満席だった。
エンドロールで誰も動かず、しーんとなっていた。
夜、犬を見ながら「カルテット」8話。満島ひかりが、映画でもドラマでも報われなくて切ない。驚きの急展開再び。人物像が二転反転。
「愚行録」でぼろぼろだった満島ひかりの肌がとてもきれい。すさんだ役に合わせて肌も作ったのだろうか。



行き帰りに長嶋有「三の隣は五号室」。面白い、面白い、面白い!
わけがわからない。


ネタバレ含む↓




























オープニングシーンとラストシーンが対応していて、乗客もけっこうかぶっているように見えて、見事だった。
おまえだろ!おまえやったろ!と観ていたら、やった。しかし殴っているように見えないのが残念。
きょうだいは、何の救いもない地獄の中で閉じて行ってしまった。
二人がああいうことをしてしまったので、ああいう育ちをしたらああなるという印象を作ってしまわないかと思う。
あのタバコはずっととっていたのだろうか。だとしたら、もうあらかじめ殺すつもりでいて、罪をかぶせるつもりでいたのだろうか。
夏原は「悪女について」の主人公を思い出した。何を考えていたのか、彼女だけわからない。
主要登場人物が濱田マリの弁護士以外全員クズで恐ろしい。
辛酸なめ子にのあの子にもインタビューしてほしかった。