水戸芸術館藤森照信展に早起きして行くつもりだったが11時ごろ起きる。
明日にしようかどうしようか迷いながらあれこれやっているうちに雨が強くなってくる。
改めて時間を確認し、やはり行けると判断して部屋を出る。
特急にしてみる。1600円ぐらい違う。時間は1時間違う。出費だなー、贅沢だなーとぐずぐずした気持ちになるが、品川駅構内の食品売り場にふらふら入ったら駅弁が色とりどりで旅気分が盛り上がった。取手工場製ビールも一本買う。
新しい特急の車両は、自由席も指定席も区別がない。購入されていない座席は天井のランプの色でわかるようになっていて、自由席券の人はそこに座れる。
時間が時間なだけにわりとガラガラだった。


水戸も雨。
来てよかった。
無料のカフェがあり、関連書籍が読み放題。読みふけって、閉館10分前に出たらまだ展示室に続きがあった。
ほかにも、展示の間にたねやの部屋が挿入されていて、パッケージデザインや志村ふくみさんの着物などを展示してあった。志村ふくみ作品をまさか見ることができると思わなかったので嬉しいが、唐突感は否めない。その先のドアを開けるとこんどはふつうに藤森照信展。藤森さんが手がけたたねやの施設の展示で一室使ってある。今回の展覧会のスポンサーなのだろうか?
展示会場の中のあちこちに配置してある作品の椅子は座ってもいい。入ってすぐの監視員の椅子がふつうのパイプ椅子だったので、これも作品だったらいいなと思ったが、出口付近で見たらたねやの施設で使われている椅子が使ってあった。他のはどうだったのだろう。
係員にせかされながら慌てて見る。


19時ごろ電車に乗る。帰りは各停で土浦乗り換え。土浦からボックスシートに座れた。ピナ・バウシュについて書いた「怖がらないで踊ってごらん」を読んだり、寝たり、読んだり、寝たり、しながら上野着。



22時戻る。実家。
たろうは姉の膝の上でぐんにゃりしている。