一番の寒さ。
昼近くまで寝る。
4時ごろ部屋へ。すぐ近くの美大の卒展へpちゃんの作品をを観に行く。
やさしい世界だった。
観終わって映写室を出ると本人がいた。この撤収が終わったら大学生じゃなくなる。院を受験するとのこと。突き詰めていくのだな。
他の展示を見に行く途中、ちょっと前に見に来てくれたというSさんに遭遇するが、「ああ」って感じで一歩も足を止めずに去って行った。こういうとき、自分がああだからこうだからそういう態度を取られても仕方がない、と深めてしまう。「失礼な人だなあ!」でいいのだ。Uさんもそうだったな。何かで頭がいっぱいになっているのだ。
S野さんの展示も最終日だったが間に合わず。母の面会に行く。
こんな気持ちのまま行くのもなあと思ったが、顔を見たら楽になった。
寒いせいだろうか漬物が美味しいと言いつつ、漬物はほとんど残す。
ブリューゲルのバベルの搭展の図録を、喜んで見る。藤村照信と山口晃の「日本建築集中講義」もわりと面白がる。最近はこういう対談と図録とマンガで構成したような本が流行っているね、と言う。



夜。弟が日中の面会で買ってきたナオキのケーキ。3個あって、私が食べて父が食べて、一つ残っていたのを父がつるっと食べてしまった。目の前なので気が付いているかと思ったら気が付かずに編み物をしていた姉、怒る。
面会のとき一緒にいたので、そこで食べたと思ったらしい。
新婚当時、母が父の何かを食べてしまって父が激怒して、それがおかしくて笑い転げたら父は怒るに怒れなくなった、という話をしていたのを思い出す。思い出したのは翌日これを打っている今、だが。