快適オブ快適、晴れ

朝起きたとき、着ていたTシャツがパリッとしたまま。


たぬきやで呑み。
自転車で向かう。二子玉川の橋の途中で、バーベキュー帰りらしき人々が大量に往来している中、欄干にもたれて意識を失っている男性がいた。
一度通り過ぎて信号のところで止まって振り返ると、ぜんぜん身動きをしていない。やばいんじゃないだろうか。戻って介抱することにした。
先日の講習会で習ったように声をかけて、呼吸をしているか胸の動きを観察する。どうも動いているように見えないので脈を確認しようと首筋に触ったら反応した。だいぶ冷たかった。声をかけて、救急車呼ぶかどうか尋ねるとうなずくので電話かけるが、自分も自分で焦っていたから110番にかけてしまってあわあわした。そのまま状況を伝えている間に、さっき私と同じように気にかけた風に振り返っていた女の子が水を買ってきてくれた。更に警察官がやってきた。男性はだんだん意識が戻ってきて目を開けて、警察官に支えられて立ち上がった。女の子は急ぐのでと言って去っていった。こういうとき私はなんと彼女に言ったものかわからないな。「ありがとう」じゃないしな。
数分後、もう少しはっきりしてきた男性と警察官が歩き去ったのを見送った。
東京側のバーベキュー場にいるという連れの人に電話をかけようとしたが、取り出した携帯はバキバキに割れていて電源は入らなかった。顔の正面のあちこちと脚の側面に白く土ぼこりが付いていて、相当勢いよくしかも正面に向かって転んだっぽい。出血は見当たらなくて、いったいどんなふうに転んだものやら。
もし息が止まってたら、ちゃんと次の行動ができたかどうかわからない。


気を取り直してたぬきやへ行き、よく呑みよくしゃべった。
みんないろいろ抱えているな。まったく抱えないひともいるけどな。