ひんやり、曇り

出勤日。
Mりんと私だけ。緊張が走る。
仕事もするがさぼりもする。「黒い牡牛」観る。大傑作。
以下ネタバレ込。
































メキシコの広大な風景。メキシコシティーの風景。ディエゴ・リベラの壁画。見どころだらけ。
ジャガーまで出てきた。ジャガーと激しく戦うヒタノ。やられて全身硬直してヒタノにつっころがされるジャガー。というかわかりやすいぬいぐるみ。むしろわかりやすくてありがたかった。
そして手に汗握る闘牛シーン。ヒタノがヒタノ自身で戦って勝利を得るのが素晴らしい。闘牛がどうして人気があるのかというのもわかった。素晴らしいショー。でも人道的には許し難い。
あとは、たき火は消してからその場を立ち去ってくれと思った。お父さんたちのシャツのポケットが、横から手を突っ込む式なのがよかった。お姉さんがすてき。
スペイン語なまりの英語というせりふ回しだけど、時代だからしょうがない。
メキシコシティーに向かうトラックで知り合うおじさんが最高。
えげつない大人が出てこないのもよかった。ヒタノを取り上げようとする牧場のおっさんも、ズルというよりは融通が利かないだけだった。