4時半起床。撤収は手間取り、5時35分終了。
まともな飯を食べていないが、携行食を食いつなぎながら結構歩けた。
あきらめようかと一瞬思った笠取山も登った。
雲はいまいち晴れず。昨日の朝塩山駅で見た冨士が唯一の冨士だった。朝方は靄の中で苔むした原生林が幻想的で素晴らしい。
雁峠から新地平までは永遠と思える林道歩き。が、並走している川が素晴らしいので全然飽きない。林道の終わる橋のたもとに、またも鹿の死体。こっちはほとんど食われて骨に皮がちょっとついている状態で、畳まれたようになっていた。片足の骨が50センチぐらい離れたところにある。こういう食べ方をするのはどんな動物だろうか。
電波の入るところに来たら、文学フリマに出ているOさんから冊子が大人気という知らせが入っていたので喜ぶ。
12時43分のバスは5分の差で間に合わず。
バス停で1時間後の塩山行のバスを待っていたら、バスナビやGoogleには出てこなかった13分発の山梨市駅行のバスが来たので慌てて乗る。待っている間に雨がザーッと降ったりやんだりした。屋根のある所に来てからで助かった。
東京は晴れ。
姉がハンバーグを作っていた。
すずはまあ元気。
体力の続く限り「死に山」を読んで寝る。考えてみたら山に行くのに縁起でもない本だった。