ほどよい、晴れ

明け方、母が寝ぼけてやってくる。

私の二人の娘が悪さをしてどこかに閉じ込められているのは大丈夫か、と。

娘はいないと返事をしたら、姉のところにも行ってから夢かーと、あっさり寝に帰った。

私の幻の娘たち。

ついでにTwitterを開くと、首里城が炎上していた。暗黒の夜空に紅蓮の炎に包まれた姿が不謹慎にもめちゃくちゃ美しい。

どっちが夢だかわからない。

 

夜、母と見舞い。

既に弟が着いていて、あとから姉も来て全員集合。

頭はだいぶはっきりしてきたようだ。

父は母の問いかけをスルーしてしゃべりたいことをしゃべるが、これは同じく学者のK兄さんが稲村で同じように身勝手にしゃべっていたので、脳がやられているせいなのか元々そういう脳なのかはわからない。

 

 

母が珍しく新聞に印をつけていたマチュピチュの番組の録画を観る。しかし本人は途中で寝に去ってしまった。

生放送で超絶僻地で外国、ばっちり決まった番組を作るのは難しいよな、という感じだった。