ぬくし、晴れ

ルーマニア史」をずっと読む。

チャウシェスク前に既に2度独裁政権があったのだった。

短いから、そこに収めるべく個人名が怒涛のように出ては去る…と見せて再びしれっと出てくるし特に説明もないので頭がおいつかない。中でもブラティアヌという名前はイオン・ブラティアヌがあとあとまでちょこちょこ出てくるしそれ以外にも兄弟とか子供が現れて大変。近代からはノートに主要な名前を書き出すようにした。

ポーランドは子供のころに読んだボランジスカの「ふしぎなくつ」の影響もあるし、第2次大戦のこともあるし、軍事力に優れた隣国(ドイツ)に蹂躙され続けた気の毒な国、という印象だったが、時代をさかのぼるとルーマニア(というかワラキアとモラヴィア?)に侵略したりして、まあつまりやったりやられたりしていたということがわかった。たまったもんじゃないのは国と国の間や軍事や交易上重要になる地域に住んでいた一般人というのは変わらないな。