夜、「宮本から君へ」と「遊星からの物体X」。
「宮本から君へ」、主演二人の演技は素晴らしいと言うのもあれなくらい凄まじかったが、どうもレイプを男の成長物語の装置に利用しているように感じてきて、そして靖子はただ苦しんでいるだけで行動せず、なんだかなあ、そういう風に描いてしまうのは原作者も監督・脚本も男だからなんだろうなあと思い、醒めて行った。
あとは、金魚役の金魚の安否、こんだけ怒鳴ってるのに誰も出てこない病院や住宅街の謎、など、引っ掛かりはあり。
つつも、やっぱり演技と演出と撮影とエンディングがすごいので。
複雑。
「遊星からの物体X」は2回目だが、やっぱり面白い。コメンタリーも聞きたい。DVDが欲しくなった。
ノルウェーとスウェーデンを、北欧のあのへんということで雑に認識している場面があったけど、ノルウェー人役の人はノルウェー語を知らないのででたらめ語をしゃべっていたそうで、笑えるけど失礼な話だ。
「宮本から君へ」は返却日が木曜なのでもう4泊も超過しているから観ないとと思い、しかし内容が内容なので書庫で観ることにした。
父のノートPCを掘り出したが、リージョンコードが違った。リージョンコードを書き換えることはできるがPCのパスワードがわからない。父に聞くとまた面倒くさいのでノートPCはあきらめる。デスクトップで使っているMacminiにはDVDドライブがない。外付けのがあるはずと捜索。見つかったが回転して少しすると低速になってしまい、全然読み込まない。ハブで電圧が落ちているのかと思い、じかに差してみる。しかし変わらない。どうしたものか…とぐずぐずしていたら急に予告編が始まった。やれやれと一時停止して下に行き、お茶飲んで戻るとまたDVDの画面が消えていた。ドライブを安定させては?と、斜めになっていたのを平置きにする。ようやくまともに読み込んでくれた。ここまで約1時間。