二日酔い。午後出社。
外の手入れする。
理由はよくわからないが水の流れが変わっている。
ラルサ・バビロンは黒星病がガンガン広がって止まらない。ままよ、と葉っぱを全部取った。
サラダバーネット、グリーンピース、ソラマメ、ほうれん草、追加でまく。古いので発芽したらラッキー。
夜、「楽隊のうさぎ」と「永遠と一日」観る。
「楽隊のうさぎ」は子供たちがよかっただけに、「もうちょっとなんとかならなかったのか…」と思った。
「永遠と一日」、初アンゲロプロス。さすがカンヌグランプリ。すごく見入る。
人生は畢竟孤独、孤独なのだ!というアレですか宣告なのですかこのまま終わったら発狂するタスケテ!と終盤追い詰められながら観ていたが、そんなこともなくそんなこともあった。
ただアルバニア難民の少年が、主人公の心象のための装置として使われていないかというところが少し気になった。あのトラックが信用できるとは思えないし。カウリスマキの「希望のかなた」はそこを拾い上げている気がした。
国境の金網のシーンはホラーじみていてぎょっとした。どういう状況なのだろう?
詩人が言葉を買いにくる
だれも聴いていない音楽を
二人だけが聴いている
詩人が年老いた母親を寝かしつける
映画の母親が静かに眠りにつく
隣の部屋から私の母親の寝息が聞こえてくる