やはりどうも寒くない、雨のち曇り

期待させておいてがっかり、みたいな夢。

 

 

なんだか路上に車が多い。

 

「ブラ!ブラ!ブラ! 胸いっぱいの愛を」観る。

前に借りて夜中に見始めたら冒頭が母の好きそうな感じだったので起きているときに改めてととっておいた。案の定食いつく。

へんてこな話だった。副題は(邦題のいつものデンで)ほとんど話に関係ないし。女優さんがみんなきれいで魅力的。

面白かったと言えば面白かった。「旅の終わり世界のはじまり」を思い出したが、同じアゼルバイジャンで撮影しているから当然か。ドニ・ラヴァンが出てて思いがけない。

観終わって特典映像のメイキングを見始めたらこれがまたくせもの。現地ロケが「ロスト・イン・ラマンチャ」的なことになっているわけだが、西洋人のアジアに対する傲慢さとか、急激な都市開発の功罪とか、鉄道警察とか、子役の扱いとか、情報がてんこ盛りですごかった。こんなに赤裸々に出してしまっていいのか。へたしたら本編より面白かった。ドキュメンタリーだけでどこかの映画祭に出たりもしたらしい。

それも観終わってテレビに切り替わったら歴史秘話ヒストリア鳥獣戯画で、母は「もう寝ようと思ったらこういうのがやっちゃうから寝られない」と嬉しそうに観ていた。

 

母がとうとう寝て、姉が風呂に入ってて、ミシン。

突然下糸が送られなくなるトラブル。1時間ぐらい格闘したが、どうも内釜がえぐれてしまっていて、交換しないと直らないようだ。諦めて風呂に入る。買いなおすことにはならなさそうでよかった。

恩蔵絢子「脳科学者の母が、認知症になる」を読む。たいへん読みやすい。母親が認知症を患う30代半ばまで生活のことは母親に任せっきりで研究と仕事に明け暮れてきた人なのだが、そこを包み隠さないのが潔いなと思った。昔読んだらそういう部分に突っ込みを入れてしまっていただろう。