午前中、大風。
渓谷にさしかかると春感がパンパンに満ちていて、それは木々の内側にみなぎっているのか、日差しの様子が変わったからなのか。
Netflixでセシルホテルのドキュメンタリー。4話だけなので全部一気見。
数人のYoutuberがにわか探偵になってペラペラと自説を披露したり、現地ではしゃぎながら撮影したりしている映像が何度も出てきて、21歳の女の子が一人亡くなったという事実とその消費ぶりのギャップが気分が悪い。しかし自分も消費するつもりで見始めたわけで、同じことだ。医学生の男性が、友人に頼んで代わりに墓参りをしてもらったという話にまだしも救いがあった。
出てくる人たちを挑発したり責めたりせず、言い分だけを撮っているのが私としては誠実だなと思ったが(当時の支配人なんかいくらでも突っ込めそうだったが)、言い分を聞くだけかよと怒る人もいるだろうな。
セシルホテル、スキッド・ロウという場所だけではなくアメリカの社会的な歪みについても語られていた。
寝る前に「三体」をなんとなく手に取ったら訳がすごくよくて、一気読みしてしまいそうですぐ閉じる。
結局三時すぎ就寝。