何か歯車が一つ動いた気がする日。
私の大事なものをぞんざいに扱うのをやめてくれと姉に伝えられたこと。
Sさんの講座に申し込んだこと。
美学校でつながった子から連絡があったこと。
夜、「スウィング・キッズ」を観る。前知識が全然なかったが、ものすごくよかった。
テンポ、踊り、演技、脚本。
風呂で「百年と一日」読む。
時間を書いてて、やはりすごい。
ずっとなんとなく浮き足立っているというか散らかっていて、こういうものをきちんと読めそうになくてそして実際入ってこなくて勿体なくて置いてあったのだが、なんだか今日あたりから、向き合うことのできる脳みその具合になっている実感がある。
一つ目が、本当に、大きかった。
私自身がくだらないし愚かだし人も物もことも選ぶ目などないのだからそんな私が選ぶような下等なものを上等な姉がぞんざいに扱うのは当たり前、という何か強い思い込みと刷り込みをこの年になってようやく抜けようとしている。そして姉もそういう態度を変えようとしている。