深く眠ったなーと目覚めた。
こんな日に!!と矢も楯もたまらず半休を取り、母を寺へ。
しかし寺の桜は結構散ってしまっていた。
それでも木々がずいぶん太くなったと感心して喜ぶので、まあよかった。
お賽銭を入れると閻魔様がなんか言う閻魔堂の前でお母さんに連れられた小さい男の子が、怖いけど聞きたいというパラドックスと戦っていた。あとから来た私に向かって「お金いれてください」と頼んでくる。10円入れて、一緒に聞いた。そのあとまたお母さんにせがんでいた。気持ちはわかる。
猫、首根っこを揉ませるがすぐ去る。
母のリハビリ終わってお茶も終わってから出る。
映画でもと思ったがレイトショーがない昨今、買い物をしてから最終回では間に合わない。というか、昼間に「JUNK HEAD」の17:10の回を買ったのだが、日付を指定し損ねて明日のチケットを取ってしまったのだった。キャンセルできないので買い直す気概も出ず。
映画諦めて財布を物色する。
イル・ビゾンテでは私以外にも3人ほどの女子が財布のコーナーに群がっていた。同じく暦に従ったのか。
あちこちの店でさんざん出して見せてもらったあと、結局前回グッときたやつを買った。素晴らしい赤。
晩飯ぐらいは外で、とクラフトビールカフェに入る。ここは大テーブルに通されるとプラ仕切りを挟んで向かいの客が至近。今回は付き合う直前ぐらいみたいな男女で、なかなかになかなかだった。それを前にして「明恵 夢を生きる」を読んだ。8割ぐらいは向かいの会話が流れ込んできたが。
ここは駅前の超おしゃれカフェにしては店員の感じがよくて食べ物がおいしく、ハーフサイズも結構あって一人客には嬉しい。