モワッとする、雨のち晴れ

ほぼ昼に起きて、縫う。1時には出るつもりが全然終わらす4時近くになる。パンツだいたい完成。試着してみるとさすがサイズ刻みがめちゃくちゃ細かいだけあって、腰回りのフィット感が美しい。尻が垂れているのはどうもならぬ。

クレジットカードの締日の切り替え日で、今期はなんとか最小限に留めたいものだ。今のところ急いで買わなければならないものも欲しいものもないのでまあ大丈夫か。でも予想だにしない方向から散財は降りかかってくるものだ。先月のカメラ修理のように。などと隣町の商店街を手土産の菓子を買いに歩いていたら新しくできたらしき雑貨屋の中に何年も気になっていた、しかし常に品切れで予約もできないガラスのヤカンが何食わぬ風情でディスプレイされていた。こうきたか。早い。言うてもディスプレイ用で予約制かも知れないし。とにかく帰りに覗こうと決めて通り過ぎ、辿り着いた菓子屋は本日閉店。一方、戻った雑貨屋のドアには「予約制」と小さい字で書いた札がさがっていた。まあ、良かったといえば良かった。

 

まりさんの展示会。めちゃくちゃ喋った。

同じブースで出していた人が、近所の人だった。

 

渋谷へ。「アメリカン・ユートピア」。最高。何度も拍手しそうになる。

メッセージ性。涙が出た。

衣装がシュッとしたスーツなので、それを見ながらちょいちょい作りかけで置いてきたパンツのことに気が逸れる。途中のものがあるのは良くなかった。

「フェイクスピア」のことも頭をよぎり、強く刻まれたのだなと思う。間を置かずに濃い刺激に触れることに、この一年半で不慣れになった。

部屋に戻るつもりだったが鍵を忘れたので実家。

NHKスペシャルでアニメーションを使ってゲノム操作についての話をやっていて母が見ていたが、「変えてもいい」と言う。私に気を遣っている場合もあるのでつまらないかと聞いたらつまらないという答え。ならばと「ワイルドバンチ」を再生。こっちは大変面白かった。久々に両面ディスクのため、B面からかけてしまって最初「さすが斬新な始まり」と観てしまった。

A面見終わったら母が寝たのでこちらも終了し、風呂入る。

 

「母の前で」を再開。布団で読んでいたが、理屈が多いのでだんだん気が散ってきて、結局「チェンソーマン」のことを考え始めてしまう。寝る。