6時半にパカっと目が覚めて、7時過ぎ起床。
油を始末して、除湿器の連続排水のためのホースを設置して、洗濯して干して、植木鉢の面倒もちょい見て、TSUTAYAにDVD返して出社。2分遅刻。
昨日緊急事態宣言が出て、Twitterでは目に見えて五輪中止の声が増えた。
書庫の除湿器は快調に働いている。
昨夜姉が水を捨てたそうだが、昼に見るともう満タンになっている。
母は画面を凝視。「生活とは関係ない、そのことを考えなくて済む人だ、(三島さんが素材として使っているものについて)それで生活する人もいる、この人はそれを材料にする、そりゃどっちでもいいっちゃいい。やりたければ勝手にやっていればいい、そういう人もいるということだ」と何度も言う。いつものように嗤ったりはしない。否定はしないがそちら側ではないという意識のものすごい強さを感じた。
私はどうかというと、やはり三島さんの方がいいなあと思ってしまうわけだが。
「100分de名著」のボーヴォワールが老いを語っていることにも、西洋と東洋は全然違うのにと憤懣やるかたない様子であり、若い時にヨーロッパに渡って暮らしたなかで母の経験してきた大きなことがあるのだろうけれど、その後の母の世界は家庭がすべてになった。わりとその中にとどまってしまっているな、と感じる。
風呂で「明恵 夢に生きる」を読む。
他のことに気が散ってページが全然進まないが、しぶとく読む。
出て勝手口に脱いだものを置きに行ったら、居間から姉が「早く来いゴールだ」と呼ぶ。つけっぱなしだったツールで、ちょうど若手が単独ゴールを決めるところだった。
ツール初勝利。泣く選手。なんだか毎日誰かが泣いている。