少し寒い、晴れ

イメージフォーラムタル・ベーラの「ダムネーション/天罰」。

午後はほぼ飲み物を口にせず、開始10分前にトイレにも行った、にも関わらず30分もたたないうちに尿意が兆す。我慢して我慢していやそろそろ終わるだろう、芸術映画らしくここでいきなりパツンと終わるだろうと期待したシーンの次もまた長い長いシーンが続く。地獄のループ。腕時計を見たら絶望しそうで見ないでいたがついに見たところあと20分もあって、さすがに無理と飛び出した。隣の席の人には悪かった。パーティーで群衆がぐるぐる回っているシーンだったのだが、戻ったらお開きになって無人のびしょびしょの(なぜ?)店内を女性が一人で片付けるような片づけないような感じでうろついていた。

前にも急に膀胱が満タンになるときがあり、たぶん生理で溜め込んでいた水分を終わった印に一気に排出しているんだろうと推測する。

映画は野良犬がぞろぞろ出てきて人との距離が近く、こういうテーマの映画だから何か酷い目に遭わないかハラハラするところがあったが、多少不愉快というか気味の悪い(犬主観)目に遭っただけで済んだ。

とにかく雨の降らせ方が大盤振る舞い。

あと、客の本気度がかなり高いように思った。隣の(迷惑をかけてないほうの)客は終盤、両手を握り合わせて観ていた。

 

 

帰ってからDVDで「野性の呼び声」。動物がみんなCGでドッチラケ。母は大喜びで観ていた。CGとは気付いていないようだった。

 

「YURIKOTAIJUNHANA 富士日記の4426日」を読む。

面白過ぎるものについて別の人が語る言葉はだいたい面白くないのだが、この本は面白い。読者と一緒になって読んでるからだと思う。そしてものすごくいろいろ調べている。「富士日記」が立体的になっていく。