会社午後から。
午前中、MさんからのLINEにあたふたするが、冗談だった。かわいい猫の写真を送ってきた。やめろよー。
不動産屋に寄り、昨日の誤配のお知らせを渡す。スムーズ。
こうやって不具合を一つ一つ解決していくぞ、いけるぞ、と思うことで生きる力がチャージされる。
坂を上っていると、石組みの下端にでかいGが縦になって昼の日差しで背中をあぶっていた。頭部がつやつやと輝いていた。
夜になって突如寒くなる。
夕食、きりたんぽ鍋。
レシピを求めて秋田の公的サイトを見ると、肉は絶対比内地鶏と書いてある。糸こんにゃくは入れるなと書いてある。厳密。こんにゃくは入れなかったが鶏は霧島。
風呂で。「くるまの娘」読み終わる。
光と翳りの描写をものすごく計算して書いているのだろうと思った。
話の中で救いが来てしまったら、これまでの物語はそうだったけれどここで話の中で簡単に救いが来てしまったら、みんなこんなに苦しみ続けるわけがないのだから救われて終わってはいけないのだ。ということだろうと思った。それだけの説得力があった。でも救われなければいけないのだどうにかして。ということも。
どうやって。どうすれば。誰が。