早起きして洗濯して横浜へ。Kさん、Tさんと合流して一路横須賀美術館へ。
電車もバスもずいぶんな混みよう。
美術館は無料デー。そりゃ混むわ。11時入場。
待つ間に海を観に行く。遊覧船の桟橋。観音崎のビーチ（小さい）ではアイドルグループがライブをやっているのが見えた。こちらからはステージの後ろが見えるので不思議な感じだ。昼に近くの食堂へ行ったときもまだやっていた。朝は客が誰も動いていなかったが、近くまで行くと最前列で盛り上がっているファンが見えた。
猪熊弦一郎、いいなー。若い頃の海辺の女性を４人描いた絵を見て「実に！これは！うまいと言うよりほかはない！」という気持ちになったが、その少しあとにあったキャプションで、フランスに行ったときにマティスから「おまえはうますぎる」と言われてショックを受けたことが書いてあった。難しいもんだ。
それはそれとして、猪熊さんの展覧会は見たあとハッピーな気持ちになる。資質なんだろうな。カルダーと通じるかもしれない。
収蔵作品展も大盤振る舞いで見応えを超えて疲れ果てた。
見終わって出ると、着いたときは真っ青だった海が、いよいよ青黒くなっていた。靄の中にあった対岸の房総半島もくっきりと見えた。
ミュージアムショップで散財。
併設のレストランは待ち時間がすごくて空腹がもたなさそうだったので、観音崎まで行き、そこの食堂に入る。おいしかった。
窓の上の壁面に航空自衛隊の飛行機写真がずらりと飾られていて、Kさんが「海上自衛隊じゃないのかー」と鋭く指摘していた。
横須賀に戻って三笠公園まで散歩する。
野外ステージで市民ライブがやっていた。なんだか懐かしい。
司会のような美人が最後にアイドル的な歌と踊りを披露。これはなかなか見るだけでもつらいものがあった。
