歯医者に出るのにちょうどいい感じにいろいろ進められたぞと歯を磨いているところに歯医者からまだ来ないのかと電話。30分間違えていた。ありがたい事にその時間で許してくれた。大急ぎで出る。
歯磨き褒めてもらえる。二年前はクリーニングしたら歯茎全体から血が出たが今回は一箇所だけだった。ていうか二年前はサボって磨かないまま寝たりしてたからな…。
からの、六本木へ。
電車に乗る時に前の人の踵を踏んでしまってよろめいたら、目の前に座っていた男の子がさっと立ち上がって譲ろうとしてくれた。さすがに老人はないだろうから病人に見えただろうか。お礼だけ言う。親切な若者がいるというのはいいことだ。
Dさんと合流してyutakakikutategalleryの本山ゆかり展。よかった。
老舗の北欧料理屋でお昼食べて、森美術館のルイーズ・ブルジョワ展へ。とてもよかった。よかったとか軽い言葉を使うべきではないが。
だいぶ老いた頃の作家が、子供の頃の父の酷い言動について語るビデオがあり、そのときの傷ついた心をそのままに胸が詰まって話が続けられなくなっていた。生き延びるための手段が芸術だった人。
見終わったら4時近くなっていて、お茶諦めてDさんと別れて帰る。Dさんは更にハチ公バスで外苑前のギャラリーへ。
先生が風邪でお茶の予定が流れたと、姉も早く帰ってきた。
(後記:ヒルズの中の広場に角の長い草食動物の人形が置いてあってなんだろうと言っていたが、UAEのイベントだった。K氏はヒルズに対する怒りを米は枯れてしまえとぶつけていたそうだが、ちょうどこの日が稲刈りだったと、夕刊に載っていた。)
「島の地理学」少し置いといて「薪割り礼賛」を読み始める。