もっと寒い、曇り

不安の峠を越して腹が据わったのか、心が冷たいのか、昨日そこそこ食べるのを見て安心したのか、とにかくここ数日の中ではいちばん気持ちが落ち着いている。

 

8時、弟来る。

わざわざ出張ってこられたらさすがにばっくれられなくなったか、父は素直に起きてきて車に乗り、姉と3人で出発した。出かけるための上着を、シャツなどが下がった中から選別できない。

 

外に干しておいた折り畳み傘が朝になって風にあおられたみたいに裏返っていておかしいなと思ったがもう一度干しておいてしばらくしてドアを開けたら、白とグレーのやつが上に乗っかって遊んでいた。

母によるとこいつは他の連中が遊んでいるときは離れて見ているとのこと。メグタイプだ。アホどもとは関わってられないワという感じか。最近は藤田嗣治の描く絵の猫に似てきた。

 

更に寒い、曇り

今季初セーター。展開早い。

 

朝、精密検査のため父を車で病院へ送って行く予定だったが、姉が起こしたところ腰が痛いと言ってまた寝てしまう。どもならん。

 

新聞は台風の被害の記事でぎっしり。 

今の政府に人道的な対応を期待しても無理なのだろうな。

 

 

時間を持て余して10分早く会社に着く。電話に出たらMりんだった。まさか私がこんなに早く来ているとは思わなかった模様。Wさんをと言うが、休みの連絡だったのでわざわざ替わる必要はない。私に言ったら負けた気持ちになる気がするんだろうなあ。もちろんそういうことがあるたびに不愉快だし少しずつ傷ついている。

でも私の無神経さや無頓着さも彼女を傷つけたり不愉快にさせたりしているのだろう。

知らんけど。

寒い寒い、曇り

風が吹くと体温を確実に奪っていく。

 

父、姉に伴われて診療所へ健診結果を聞きに行く。

ひと悶着ふた悶着。

医者が判断を下してくれることの、とてつもない安心感。

 

父の分のサンマはやはり手をつけられないまま冷蔵庫の中で傷んでいく。では3尾にすればよかったのか。一尾400円。

 

スーパーでエビの南蛮漬けみたいな総菜が売っていて、明日はエビチリもええかもしれん、と思って、Twitterを見たらエビチリを作ろうとしたがエビがなかったので衣だけでエビチリを作った人のポストが真っ先に出てきた。よそのエビ、妄想のエビ、虚無のエビ。

 

止まってると寒い、晴れ

来週会う友人が起業して、その会社を訪問する夢。

 

 

朝早く起きてパン二次発酵して寝て起きてオーブンに入れて寝て起きて取り出す。

父はやはり寝てばかり。

母がしっかりしているのが救いだ。というか、ここしばらくあやふやだったのが、父がぼんやりし始めてからしっかりしてきた。

面倒を見る相手とか、向き合える仕事とかがないと、弱っていくんだ。

 

 

昼、実家。

途中商店街でさんま買う。「さんまだ!」と一心に行ったのでもちろん買ったが、一尾400円だったので3尾にするか4尾にするかで1分悩む。

ここの魚屋は初めて買った。

昔あった魚竹という魚屋を母がものすごく贔屓にしていて、魚竹以外の魚屋は認めない感じで、よその魚屋で両親は買っていなかった。

 

 

夜、部屋に戻る。早々に洗濯などして風呂を浴びて寝ることにする。

布団に入ると不安が実家にいたときよりも重たくのしかかってくる。動いているときは気が付かない。

突如寒いな、曇り

終日、実家。

昨日は私が出た後に弟一家が来て、甥っ子は去年一度訪問した私の部屋の散らかりようについて衝撃を受けたらしく、水害に遭った家の散乱した室内の惨状が、あーちゃんの部屋と一緒だと言っていたらしい。あれはしかし母の入院でいろいろしっちゃかめっちゃかになった跡がまだ整理できていないだけでしかもあのときは父の誕生日祝いのシャツを縫っている最中だったからさらに散らかっていたわけで、と弁解したいところだが一年経って未だにしっちゃかめっちゃかなので沈黙。

 

 

ロールキャベツとポテトサラダ作る。父も母もポテトサラダをおかずにご飯を食べた。父はロールキャベツと一緒に煮込んだセロリだけつまんで後は食べず。ビール勧めたら呑む。

 

夜、「いまを生きる」を観る。観たことがあったような気もする。

父は1時間半ぐらいで寝に去る。ニールのことがあったあと起きてきて「まだやってんのかい」と言う。母は話が暗くなってきたからと言って席を立ってしまった。父、姉、私で最後まで観る。

キャメロンのことや、最後に席を立たなかった(立てなかった)生徒たちのことの方に思いが行く。

 

つまみ食い的にいろいろ読む。

日曜に神保町の古本屋で買った小沼丹「椋鳥日記」。

娘さんと一緒にロンドンで下宿を始めたところから始まるので、どういう経緯だろうと解説の方を少し読んだ。経緯は書いてなかったが、下宿していたのはビートルズが席巻中の1972年だというのにその狂騒がまったく描かれておらず若者は登場せずアイルランドとの問題(血の日曜日事件)にも触れられず、いつの時代かと思わせる古色蒼然たるロンドンなのはいったいどういいうことか、といったような指摘があり、ほんとだー!!と驚く。知識と頭脳があれば、書かれていないことも、いや、書かれていないからこそ見えてくる物事がある。興奮した。

その先の解説は本編の内容に触れてきたので、あとで読むことにした。

それで今1972年とはどういう年だったのだろうとWikiを見たところ、カシオミニが発売された年でもあった。このカシオミニをかけてもいいのあのカシオミニだ。

ほか、すし太郎、オセロ、ビールのロング缶発売。ビッグコミックオリジナル創刊。あさま山荘事件
大場家はドイツから日本に帰ってきた。

書店ストライキというものもあった。

 

 

「エセルとアーネスト」のことをちょろちょろ考える。

牛乳配達の若者でも、あれだけ立派な庭付きの家を買えた時代。

あっけなく寒々とした死の描写。

決して完ぺきではない人間像(特にエセルの)。

エセルが最後に渡そうとした櫛を受け取ったのはレイモンド。

風が吹くとき」の夫婦もこの二人なんだろうなあ。

暑いな、どピーカン

台風一過。

起きると、今度は東北と長野で被害が起きていて、そのうち新潟も。

今回は風よりも河川の氾濫の被害が大きかった。

 

昼、部屋。ノーダメージでほっとする。

百合の一株は葉っぱがすべて吹っ飛んで杭みたいになっていた。

 

ぬるい、午後から大雨

台風。

 

 

終日、実家。

日が落ちて風が強くなり始めてから父が脇腹の痛みを訴える。猛烈に痛がってはいないが、やや緊迫する。

オランジーナを飲みたがり、母が買いに走ろうとし、風が吹き荒れてるんだと姉がキレて、カオス。

姉が「孤独のグルメ」南粤美食回をつけてみんなで観る。ひとまず落ち着く。

 

 

多摩川、ついに氾濫した。

停電も起こる。

通り過ぎるまで起きている。