この気候を維持してほしいものだ。
Ｋちゃんと軽く飲む。
勇気と思い切りに満ちてまぶしい彼女も、アウェイにビビっている。
が、そうは言っても乗り切るだろう。
キーワード「強いから」。
強さが武器にも足かせにもなるという話。など。
帰って、マンガ読む。
阿部共実「ちーちゃんはちょっと足りない」。猛毒。思春期に読んだら死にたくなるかも。いや、思春期にこそ読むべきかも。小さくてずるくて頭が悪くて足りていない思春期にこそ。
ぶれずに信じられるものが何か一つでもあれば、
他者の中での自分の価値をはかって
右往左往しなくても済むのではないだろうか。
以前ＮＨＫで見た、蛾が大好きな小学生の女の子のことが忘れられない。
あの子はディスられようがキモがられようが、
まったくブレないだろうと思った。
自分と価値基準の異なる人々から下される評価など意味がないからだ。
それは好きなもののことを一心に考えているからだろう。
自分の状態のことではなく。
自分がどうであるかということへの意識は、
そこにジャッジが加わった時点でただの足かせだ。
