昼休みに「チャイナタウン」を途中まで。ロマン・ポランスキー
なんだろうやたらと面白い。画面がいちいち印象的。
悪辣ではないジャック・ニコルソン
探偵と彼に依頼してきた大金持ちといえば「動く標的」。あれは大金持ちの日常とはこういう感じかーと思ったものだった。この場合も、大金持ちのモウレー夫人が執事にお茶を頼むところで、日常的にこんな感じなんだなーと妙に感心した。
水があちこちにあらわれる。さまざまな水。若いころに観たら物語を追うことしかしなくてこういう点には気づかなかっただろう。年取ってからのほうが豊かにものごとを受け取れる場合もあるな。
オープニングが極端に地味。壁紙みたいな茶色い背景の前に名前が次々と出るだけ。昔の映画はそういやこんな感じ多かったんだなー。端役かスタッフの名前のときは文字が上に流れていくのでエンドロールまで飛んでしまったのかと思った。


たろう獣医。
ここ数日、足の裏が滑って腰が抜けがち。踏ん張るときに擦れるから血が出ている。
先生は包帯を巻こうかと提案したが、院長が滑り止めの補助帯を持ってきた。いい値段なんだな。そして院長はわりといい値段のものを勧めがちなんだな。と先生のためらいがちの顔を見て思った。
脳に腫瘍ができているか痴呆の始まりかも知れないという可能性を挙げられた。
まあよく生きてきたし、本犬が辛くなければなんだっていいのだ。
6時半に出たのに帰ったら9時近くて驚く。
すずは元気。



昼に東電の送電設備で火災。首都圏56万世帯停電。
国がどんどん傾いていく、そのきっかけのような感じがした。