風強くわりと寒い、曇りときどき雨

会社を休み、寄付金控除の申請と免許証の更新。



午前中実家。
父は母にいろいろ探させては手際の悪さに文句をつけるが自分は何も手を動かさない。
母はハイハイと甲斐甲斐しくやる。
そういう関係性が本当にいやだったのは20歳ぐらいか。
今でも目の当たりにすると苦い気持ちになるけれど夫婦のことは夫婦のことで口出しはしない。



先週に続いて鉄鍋を型にしてパンを焼く。今回もよく膨らむ。二次発酵をしっかりとること。


寄付金控除は渋谷の母校そばのビルで。1時前に終わった。
国立新美術館ミュシャ展。さすがに平日の昼は混んでいない。空いてもいない。スラブ叙事詩のコーナーではスラブ読みの「ムハ」が使用されていて、その都度山口晃の「すずしろ日記」に出てくる山口夫人が思い浮かぶ。
スラブ叙事詩、作品は巨大で壮大だがわりと単調で飽きる。見る喜びがあまりなかった。描かれている無数の人びとがみんなもっともらしい無表情でポーズをつけているだけ。あと、場面に集中していないモブなんかもいる。ミュシャはものすごくまじめだったんだろうなあと思った。
草間彌生展もここでやっていて、彌生柄の布(?)が巻きつけられた街路樹を撮る人多数。


都庁で免許更新したあと、オカダヤ。
映画までジョナサンで時間つぶす。隣の席の女の子二人連れは多分大学か短大を来年卒業する子。片方はリクルートスーツ姿。私服の片方が「あした部活出たくない〜」を、定期ポストで4回ぐらい言う。二人でちょっとしゃべってはスマホを見るのを繰り返す。私が入った時はごはんを食べていたが、皿が下げられてしばらくしてからクリームあんみつとパンケーキをそれぞれ頼んでいた。


韓国映画「哭声」。「殺人の追憶」がさらに混乱を極めたような。
警官の野蛮さ、愚かさ。
印象がどんどん塗り変わって行く。
にしても韓国映画はモリモリ食べ物を食べるなあ。おいしそうとかいうのを超越してお腹がすく。日本映画で負けてないのは宮崎駿ぐらいだろうか。


昔から左わき腹にガスがたまりやすく、映画館では座っている間に違和感がひどくなっていき気が散ることが多い。今回は映画がすごかったせいか気にならなかった。見終わって劇場のトイレに入ったら、おならがノンストップで15秒ぐらい出た。