寒い、晴れ

夢。
書店員だ。ABCぐらいの規模の。トークショーがあり、京極夏彦高橋源一郎が来ている。その前で、自分の文章を朗読することになる。が、箱の中にあるはずの冊子がどう探しても見つからない。落書き帳にもめぼしい文章が見当たらない。高橋源一郎が意地悪をする。


朝。たろう寝ている。ゆうべは薬を与えなかった。
すず起きている。


出社時。本屋の脇の道の白線の上にメジロがうずくまっていた。自転車で通り過ぎる際に気が付いて「ひっ」と声が出た。声が出たことに我ながら驚いた。
引き返して近づいても逃げない。掬い上げると手にしがみつく。どうしたもんかーと空を見上げて、そうだ獣医に相談しようと思いつき、せめて車が来ないところへ移動させようとすぐそばの公園に向かう間に間に肩に飛び移り、それからどこかへ消えた。
遅刻。
鈴木萌子さんの鳥のブローチをつけていた朝。そういえば同じような形をしていたな。
至近距離で見るメジロは羽根が細密な木版画のようで美しかった。


昼、実家。
水を飲ませる。
千切った茹で鶏を皿に入れ、別の皿で水を飲ませている間にすずがやってきて全部食う。昨日はそのようにしてハムを全部食った。
水というか少しは栄養を取らせようとウェットフードに水を足した皿の中にも鶏皮が入っていたのを取り出してすずにやる。さっき冷蔵庫から出したてを渡した時はそっぽをむいたのに、すぐ食べる。