日中の自由が丘に行くと、
韓国語や中国語の人が混ざっている。
服装が少し違うと感じる人たちがいて、
耳を澄ますと大体韓国語や中国語で話している。
顔ではあまりわからない。
向こうの休みシーズンなのか、
恒常的にこうなのか、どっちだろう。
どっちだろうと首を
ひねっているうちに席巻されて、
在来種の日本人は希少種になって、
列島全体が新大久保のように
なっていくのかもしれない。
我々はそのぐらいどんくさい
国民なんだろうと思う。


父の80歳の誕生日。
家族で寿司を食べる。



「アーティスト」を観る。
すごくよくできている!
(ネタバレする)
が、チャーミングで才能があって
性格も最高で大成功したかわいい女の子が
落ちぶれた自分を好きでいてくれて、
彼女のおかげで返り咲くという
なんやら男の夢みたいなオチで、
少ししらける。
しれっと男にとって都合のいい
映画がたまにあるな。
春との旅」とか
「俺はまだ本気出してないだけ」とか。
どっちも恋愛とはまた別の関係性のある女が
自分の勝手で落ちぶれている主人公の
男のために犠牲になってくれる
っていうのがすごく気持ち悪かった。
フェリーニの「道」はまた別。