昨日のデイケアセンターから改めてお礼の電話をもらった。


レイトショーの「ロクヨン 後編」を観に行く。
客はそこそこ入っていた。
前編のラストの緊張感でけっこう期待したが、そして紛糾する記者会見では手に汗握ったが、そんくらい。残り1/3が原作にもドラマにもない展開を付け加えていて、これで全然別のテーマ&話になってしまった。主人公の娘についての解釈もナシになったし(すごく納得したのに)、落合のがんばり場面もよくわからない感じになってしまったし、何してくれてんだ電通・・・(のせいかどうかは知らないけど、エンドクレジットにこの二文字を見つけたときは「やっぱり!キー!」となった)。
何より群像劇として各人の心が等しくこちらに迫ってきたドラマ&原作の面白さが、佐藤浩市永瀬正敏に比重を置くことで台無しになってしまった。佐藤浩市はやはりこの作品の主人公にはかっこよすぎるよなあ。ヒーローになっちゃうもんなあ。というかこの映画の創り手がヒーローにしちゃったよなあ。いくら泣きの演技したってだめじゃあ。
バカヤロー。
ドラマまた観よう。
緒形直人の表情が豹変するところはすごかった。


と、不満でいっぱいで映画館を出てトイレに入って部屋に戻ったら、トイレに携帯を忘れていてまた雨の中自転車をかっ飛ばして戻る。