久しぶりのBankart、柳幸典展。
ものすごくよかった。
そういえば犬島をプロデュース(?)した人だった。
若い頃のNHKに出た映像などが流れていた。
すごく、よい。表現することが自分の内側から出てきていると思った。
同じようにアメリカで活躍している日本人で杉本博司には山師っぽさを感じてしまうが。
想定している表現の受け取り手が違うのかも。
猪熊弦一郎美術館でアントファームに衝撃を受けたわりに、あまり作家について知らなかった。
刺激になる作品ばかり。
アントファームもたくさんのシリーズがあった。
蟻が実際に活動している映像なども階段で流していた。
蟻もそのまま展示していたときもあったのだな。
でかい日本国旗の作品は、すみっこに蟻の死骸がちらほら。


中華街を越えて中山まで行き、ブルータスに載っていた奇珍で竹の子ラーメンとビール。
店の100メートルぐらい手前で、駐車場に車を停めて降りてきた近所の人らしい3人がなんとなく楽しげに、くつろいだ感じで前を歩いていく。なんとなく、奇珍に入るのかなと見ていたらやっぱり入った。近所の人にとってそういう存在の店なんだな。
意外と大きな店だった。


夜、父が「外道クライマー」を読んでいた。
テルマエ・ロマエ」がうちにあるか聞いてきた。父が漫画に興味を示すのは「動物のお医者さん」以来のことだ。