仲秋の名月。



5年ばかり前に母のひすいの指輪を鑑定してもらいに行った。鑑定士のおじさんからなぜか急に「あなたはもっと望んでもいいのに」と言われた。
自分のためのことがうまくいかなかったとき、そんな欲を出すからいけない、神様がそれはするべきではないと言っているのだ、と考えてあきらめてしまうのは母の生き方がそうだからだし、そう教育された。
それでは私は自分のために生きられない。
ということを考える、少し望みどおりにいかなかった日。
望んではいけないという思い込みがある。それは取り去りたい。





夜、部屋。
土曜日に買ったいちじくに生えたカビが大爆発していた。紫色でやたらきれいなので激写。



矢内原伊作ジャコメッティ」を読み進める。
みずみずしい。みずみずしくて泣ける。話のころは著者は30代半ばぐらいかな。ジャコメッティは50代。



選挙選挙。
維新の党の松野氏はなんでいつも胸元が開いているのか。ちょい悪的かっこよさではなくだらしなさのほうが伝わるのはなぜか。六つ子のアニメでネタになりそうな違和感。
今日テレビで見た安倍首相は、安倍政権の成果を列挙していた。こういうのは初めて聞いた。今までは誰に届けたいのかよくわからないアジ演説みたいなのばっかりだった。有権者(=愚民ども)が見てようが見ていまいがお構いなし、やりたいようにやるぜという印象だったのが、「ちょっとこっち見て見て」という印象になった。
枝野さんが立ち上がって、危機感を覚えているのかなあと思った。
とはいえ今日たまたまそこを見たのかもしれない。