弟来る。立てた茶を飲む。
父と弟は車で病院へ。姉、1時過ぎにようやく起きてくる。
すずを散歩に連れ出すが門の外でぐずぐずして、結局中に戻ってしまった。
2時ごろ出る。


KちゃんからLINEで、しばらく距離を置くと言われる。
先日会った時に言った言葉も結局傷つけていた。言うか言わないか言わない方がよさそうだけど今なら大丈夫なんじゃないかと決めつけて言ってしまったが、そういう雑な言葉を適当に受け流せる人ではなかった。
自分だって前にOさんにやはり気軽に言われた言葉にひどく傷ついたのに、同じことをしている。そしてその時のOさんの気持ちもなんとなくわかるような気がした。
それでも私の活動を応援しようと思ってくれているところがありがたい。
カーネーション」で安岡のおばちゃんが糸子に「あんたの強さはあの子には毒や!」というセリフを思い出す。



外苑前のDAZZLEで工藤さんの展示。
工藤さんは勤続場所が変わってようやくよい人々に囲まれて働けるようになった。


銀座線一本で末広町、3331のポコラートと中島さんの展示。
ポコラートは初めて来ることができた。
受付してたら「大場さん」と聞こえて、バックヤードの方に美學校の事務局のK君と、別の講座の講師のIさんがいた。
ポコラート展は体育館に大量の作品が並べられている。音声作品で、おそらく発達障害かなにかの男性が単語を続けて言う、それぞれ1分もないぐらいの短い録音がいくつも続くやつ。引力がすごかった。あまりにもいろいろなものがあるので、壁の上にかけられた校歌の額も作品に見えた。
中島さんの展示はカニエ・ナハさんという人とのコラボレーション。女性だと思い込んでいたら男性だった。この中学の卒業生と言う女性が、係員の男性に昔話をしていた。外に置いてあったアーカイブの冊子を見て、見終わったら中島さんが声をかけてくれた。一緒にいた女の子(去年美學校の案内の絵を描いた子だった)は、テトカの展示で私のバッジを買ってくれていた。
中島さんが「大場さんと会うと元気になるんですよ」と言ってくれて、けっこう救われる。


伊勢丹へ。靴の修理を頼もうとしたら、これは無理だと言われた。最後に「デザイン重視の靴」という言葉も付け加わった。クッソ高かったのに。
しかし買った時、販売員は修理の時はお持ちくださいと言っていた。直接そっちに行こうと探すが以前あったあたりに行くが見当たらず、通りすがりの店員に聞いたら取引がなくなっていた。詰んだ。
とらやで羊羹買う。


部屋へ。
19時に駅につき、坂を下りていたらアパートの前に車が止まるのが見えた。今朝電話して19時〜20時配達にしてもらったゆうパックの車。
駆けつけて、ドアホンを押す前にドライバーに声をかけることができた。やれやれ。
スープ作って食べて、裁断やってしまう。
Kちゃんのことでモヤモヤしてしまうのがうまい具合に解消され、しかしそれはいいのか悪いのか。ちゃんと反省して落ち込むべきなのでは。
3時近くまでやってしまった。裁断が全部終わったのでひとまず満足して布団へ。
しかし脳の変な部分が活性化したのか、妙なビジョンばかり浮かぶ。



柚木麻子「伊藤くんAtoE」を読んでいる。九品仏が、裕福な両親の住んでいるところとして出てきた。「BUTTER」の時は同じように尾山台だった。そういう界隈として認識しているのか。