雪予報は変わってしまった。
昨日の寒さで上限が書き換わったのか、今日はあまり寒さを感じない。
ルリハナガサの葉がすっかり縮れて黒ずんできた。棕櫚の皮を巻いておいた根元付近の葉はみずみずしい。効果絶大。
サビ子はオバチャンに愛想を使って不憫である。
庭に水をまいておく。中庭のホースから藻がどぼどぼ出る。
「SHE SAID」。証言する女性たちが、そのことに触れるときに歪む表情、何十年も前のことなのに痛みも苦しみも屈辱も変わらない、その説得力。
記者が、エリン・ブロコビッチみたいなタフウーマンではなく(あちらも素敵だが)、線の細い女性二人組というのも印象的。
イギリスの女性が、聞いてるとものすごく賢く戦ったようなのにやはり口を封じられたこととか、乗り込んできた弁護士の弄する言葉とか、いや私だったらあっさり丸め込まれてしまっただろうな…。
バスルームでおろおろするとか、誰もいなくなったオフィスで一人記事を書くとか、サスペンスだったら首吊ったり差し向けられた殺し屋にやられりしそうなシーンがちょいちょいあるけど、現実ベースなのでそういう突飛なことは起きない。
客、これの前にみた「the first SLAM DUNK」が男女半々ぐらいだったのに対してほぼほぼ女性…と思ったら前の席に一人男性がいた。どう観ただろう。
外で買ったものの飲食禁止なのを忘れてパンを持ち込み、せめて水筒のお茶だけ飲んで過ごす。意外ともった。
どちらの映画も手に汗握って一睡もせず。
外に出て自転車を走らせていたら、停まってる車の屋根に雪。