あたたかい、鉛色の曇り

起きても右のまぶたが腫れているので、出社前に眼科へ行った。
最寄駅の初めて行く眼科。
不思議な広さの眼科だ。
何が不思議なのかと思ったら、広い診察室に衝立が一切ない。
診察コーナー、視力を測るコーナー、眼圧などを測定するコーナー、
などがゆとりをもって配置されている。
特に入口のすぐ脇の視力のコーナーには
もじゃもじゃ頭の男性がスタンバっている。
視力の検査が終わってデータの紙を
部屋の中央にいる先生の所へ渡しに行って、
再び持ち場へ戻って立っている。
町民が縦に伸びたり縮んだりして佇んでいる、
ドラクエ時代のRPGの画面を思い出した。
目の方は一昨日顔が急にかゆくなってかきむしったときに
黴菌が入ったのだろうと見積もっていたのは
当たっていたようで、薬を処方してもらった。



鍋の時に使わなかった豚肉の薄切りとごぼうで豚汁を作る。
しばらくこれで食いつなぐ。



山田詠美「放課後の音符(キイノート)」。
潔い少女たち。


放課後の音符(キイノート) (新潮文庫)

放課後の音符(キイノート) (新潮文庫)


夜、Sさん激怒してロッカーを血祭りに上げる。
キムチ鍋〜。
久々に授業らしい授業だったけど、
その分なんだか物足りない気持ちで終わった。