始発で帰宅。ゴミだけ出して、2時まで寝る。
四時から面白いトークショーがあったのだが、
食べたり洗濯したりしてそのあと津村記久子「エヴリシング・フロウズ」を
読み始めたら止まらなくて、日が暮れた。
「面白い」という言葉では言い表せない。
ディテールの積み重ねっぷりが尋常ではない。
(大事な)登場人物に共通するのは、ズルをしないということかもしれない。
誠実すぎてこっちがハラハラする。
なにに誠実かって、自分の気持ちに誠実。
嘘が、なさすぎる。
そしてこっちのずるさを問われているような気になる。
中3のとき、そして今も、こんな風に誠実だったら。
今からでも遅くはないとも思う。
経堂へ行く途中で会った女の子を思い出す。


夜、実家へ。