夜になって北から雷と雨。
長島百合枝「背中の記憶」を読んでいる。
祖母から始まる記憶の記録。
保育園のお昼寝のときにグランドピアノのすぐ
脇に寝かされて、その脚に映った自分と室内の様子。
記憶の鮮明さがすごい。
すごいと感心しつつ、読んでいる自分のその頃に
思いをはせることができるゆとりというか
軽やかさもある。
幸せな家族の話か(妬み気味に)と思いきや、
暗雲立ち込める少女時代。
奔放に育ったわけではないんだなあ。
- 作者: 長島有里枝
- 出版社/メーカー: 講談社
- 発売日: 2015/07/15
- メディア: 文庫
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那洲雪絵「魔法使いの娘に非ズ」6巻。
やはりこの、地に足の着いた感じが好きだし、
怪異の当たり前感が好きだ。
第一話の白石さんが職場のみぽりんとかぶる。
「フラワー=デストロイヤー」シリーズの主人公
智恵は、そういえばマンガに珍しく「わかっている」
主人公だった。という意味で、ヒーローだ。
- 作者: 那州雪絵
- 出版社/メーカー: 新書館
- 発売日: 2016/03/25
- メディア: コミック
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