クラスカでワイズベッカー展、金柑画廊で青山佳世さん個展。
ワイズベッカーの作品集と、青山さんのテキスタイルを使ったポーチを買う。
友人と5人でどやどやと画廊にいるときに、ややオタク感のある大柄な青年が一度外を通ってから入ってきて、「こんなむさいのが済みません」などと言いつつ私たちが帰るときまでいた。その後いつまでいたかはわからない。本人が言うとおりこういうかわいらしい場所にいると異様な感じがしたが、近所の雑貨屋のセールで買った端切れ生地を次々取り出して画廊の人と青山さんに見せていたので、本当にこういうものが好きな人らしかった。
学芸大学で呑む。
溜めていたものを吐きだして聞いてもらい、すっきりする。
私は開きっぱなしなのかもしれない。
Wさんは腹がくくれていてかっこいい。
しかしみんな作家として世の中を先へ進んでいる。
私だけ相変らず5合目にいるなと思った。


終電ギリギリで帰り、パンを焼く。深夜三時焼きあがる。