そんなに暑くない?、晴れたまに土砂降り

都知事選挙の日。認知症疑惑の人ではなくてとりあえずよかった。
明らかにキチガイ枠の後藤という候補者の政見放送が、よどみなく芸として仕上がっていて感心した。


終日在宅。
少し片付ける。
イングリッシュマフィンとフランスパンを仕込み、実家へ。
たろうは一昨日相当悪かったが、回復していた。目の前にあらわれた人間のつま先さえ食べ物認定して食らいつく勢いで。危険極まりない。ともあれ安心した。


部屋に戻り、パンを焼きつつ「バクマン」を観る。熱い。いろいろ苦い(自分が)。佐藤健うまいなあ。ジャンプで週刊連載で1位取って、学校の他の人びとの反応がゼロというのはちょっと不思議だなあ。ふつうに学校に行きながら週刊連載というのも。親がぜんぜん出てこないのも。ファンタジーのようだ。それ以外は本当によかった。



橋口幸子「いちべついらい」を読む。
これもまた、著者の視点からのみ見た田村和子。ということを昨日の今日なので意識してしまう。田村和子は、詩人田村隆一の4番目の妻。
ではあっても、なんだかとんでもない困ったおばさんをけっこうまるごと受け入れている著者がすごい。力関係によるものなど、本人が書こうとしなかったり意識していなくてこぼれた部分もあるだろうけれど、それでも。
田村隆一稲村ケ崎にあった家が舞台なので母に見せたらそこそこ興味を持って読んでいた。

いちべついらい 田村和子さんのこと

いちべついらい 田村和子さんのこと


パン:
Nでイングリッシュマフィン。水250CCのうち200CCが牛乳。よくふくらんだ。生地110gだとセルクルの高さに届かなくて、上面が丸くなる。酸っぱさはある。それから少しの苦みのようなもの。
O2でフランスパン粉を使ってバゲット。こちらもわりと膨らんだ。久々に酸っぱくないのができた!
イングリッシュマフィンはかなりとろとろの生地になったがしっかりつながっていて、以前の溶けて流れてしまうようなのとは違う。発酵中に表面に浮いてきた泡も、つぶれて穴になったりはしない。ようやく酵母として安定してきたように思う。