夕方、私の退社時間のころに帰ってきたIさんが、外で頭から血を流して倒れている人がいると言う。
ほどなくして救急車が来た。
出たときはまだ救急車が停まっていて、乗員?が1人ペットボトルを持って外にいた。洗い流してしまうのだろうか。


倒れている人の話をしているうちに退社時間が来たので立ち上がったら、T君が「えっ大場さん見に行くんですか!」と呆れたように言うので思わず「いかないよ!」と叫んでしまった。「僕はああいうの見に行かないなあ」とT君。
「見に行くのは物見高くてくだらない人」というニュアンスをかぎ取って、咄嗟に自分はそうじゃないアピールを込めた叫びだった、我ながら。相手の物差しに自分を合わせてしまった。また。合わせない人になりたい。