朝の夢。全体に照明が暗い。
活版印刷。おばさんが活字を組んでくれるが、それを私がぼろぼろこぼす。
てっぺんにカラス(鳴く)のついたオブジェを作る。工房で二人で。三つ作る。同じものを作るはずだが二つめと三つめは1つめの1.5倍ぐらいある。紙でぐるぐるに包むが、包んだ後で手直ししたくなる。
M野さんから千葉の大学で講義をするように依頼されている。案の定遅れて家を出る。千葉に10時なのにいま9時40分。20分で着くわけがない。英語の授業である。テキストは日本語だ。何も用意していない。
カラスのオブジェをひっ抱えている。サンタの衣装も縫った。黒い衣装だ。駅に着くと鈴木慶一高橋幸宏がいる。他にもサンタの衣装を持っている人がいて、ちゃんと赤と白。



夜、六本木。
約束の前にフジフォトスクエアで林忠彦展。壁1面だけだけれども、やっぱりすごくかっこいい。私のほかに若い人が3人見ていた。
並んだブースで二つ展示をやっていて、それも見る。真ん中のブースでは写真家本人と思しきおじさんが、女性の客をつかまえて得意げに解説をぶっていた。
その隣は空から撮った鉄道写真。面白い。電車の中も撮っていて、これも面白かった。が、林忠彦がすごすぎて、林忠彦はすごいなあと思ってしまう。
Bちゃんと合流。バーガー食べる。出産祝いに家に遊びに行って以来ほぼ1年ぶり。Bちゃんお酒も解禁。
顔周りがすっきりしていたので言ったら、「やつれた」とのこと。リアリストの子育ての話を面白く聞く。
会話のテンポが気持ちいいなと思う。
明日5時起き(息子が起きるから)のBちゃんと別れて青山ブックセンターへ。これがなくなるのか。泣きそうだ。いやむしろ恐怖だ。ホラーだ。じっくり回ってマンガ2冊と単行本3冊買う。
「ものするひと」というマンガの最後に著者と滝口悠生の対談が載っていた。今日買ったのが「高架線」だ。「おおっ」となる。
「ものするひと」は会話がすごいなと思う。人と人が話している。(いまの)小説家の世界も具体的ですごいなあと思っていたら、対談で長嶋有などと仲良くしていることがわかった。なるほどなあ。


ひどく腹を壊す。デトックスか。いや、バーガー屋で欲張ってポテトフライとオニオンリングまで頼んだからだ。オニオンリングが油まみれだった。


床についてから、すずのことを思い出す。済まない。