久々に雨。
桜どんどん散る。もうまるきり葉桜になっている木もある。
すずはなかなか元気だ。
さんざんがんばったあとではあるが自力で立って行って餌をむさぼったりもできる。
廊下も最初から最後まで歩きとおせた。
「二十四の瞳」観る。上映時間が3時間近いので驚く。が、この長さに説得力がある。子供たちの屈託のない笑顔の上に人生の不条理がどのように陰影を刻んでいくかを味わうのに。
飽きるかと思ったがそんなことはなくじっくりと見入ってしまった。
むごい話。
母、どこにいるかわからなくなるからもう電車にも怖くて乗れないようになったと自嘲気味に言う。
強いなあと感心するが、不安でないわけがないとも思う。
人生はむごい。